¡Bienvenidos a 「サラッとスペイン語♪ 2」!

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このブログがみなさんのスペイン語の勉強の一助になれば幸いです。

2010年1月28日木曜日

Lección 47 過去分詞の用法

過去分詞の用法


1 複合時制を作る
2 形容詞として用いる
3 冠詞とともに名詞として用いる
4 分詞構文をつくる


複合時制


「haber」のさまざまな時制による活用形+過去分詞で複合時制を作ります。
過去分詞の部分は、主語の性や数に関係なく無変化です。

複合時制には以下のものがあります。

現在完了(完了過去)(第25課参照)
過去完了(大過去)
直前過去
未来完了(完了未来)

可能未来完了(過去未来完了、複合可能形)


過去完了(大過去)


「haber」の線過去+過去分詞
過去のある時点を基準として「〜してしまっていた」
「〜したことがあった」


Cuando fui a comprar pan, la panadería ya había cerrado. パンを買いに行ったら、パン屋はもう閉まっていた。

Cuando llegué a la estación, el tren ya había salido. 駅に着いたとき、列車はもう出発してしまっていた。

Antes de venir a España, había aprendido español en Japón. スペインに来る前に、日本でスペイン語を習ったことがあった。

Hasta entonces no había visto escorpiones. そのときまでサソリを見たことがなかった。



形容詞として用いる


動詞を過去分詞にすると、
完了または受け身のニュアンスを帯び、それが転じて形容詞化します。

Estoy casado. 私は既婚だ。

Estoy bastante cansado. 私はかなり疲れている。
cansar=疲れさせる
cansado=疲れさせれた→疲れている


Fumar está prohibido. 禁煙です。
prohibir=禁止する
prohibido=禁止された


¿Has tirado aquella copa rota? あの割れたグラスは捨てた?

Takeshi Kitano es un director de cine muy conocido en Europa. 北野武はヨーロッパではとても有名な映画監督だ。
conocer=知る
conocido=知られた→有名な

形容詞として用いられる場合は、係る名詞に性・数の一致をさせます。



冠詞とともに名詞として用いる


前述の形容詞的用法に冠詞を加えることにより、「〜された物」「〜された人」

Esta camisa tiene un descosido. このシャツには糸がほつれているところがある。
descoser=(編み物、縫い物などを)ほどく
descosido=ほどかれた→ほつれた
un descosido=ほつれ、ほころび

¿Puedes pasarme los impresos que están encima de mi mesa? 私の机の上にある印刷物を取ってくれる?
imprimir=印刷する
impreso=印刷された
los impresos=印刷物

Los heridos del atentado fueron trasladados a varios hospitales de la zona. テロで怪我した人たちは、地域のいくつかの病院に搬送された。
herir=傷つける、怪我をさせる
herido=怪我をさせられた
los herido=怪我人



分詞構文


Pasado el puente, hay una oficina de correos. 橋を過ぎると、郵便局がある。
Pasando el puente, ví una oficina de correos. 橋を通っていたとき、郵便局を見かけた。

Terminado el trabajo, regresé a casa. 仕事が終わったので、家に帰った。
Terminando el trabajo, avisé al jefe. 仕事が終わりそうだったので、上司に知らせた。



第47課は、前回の現在分詞に引き続き、過去分詞の用法を取り上げました。
いろいろな場面で使われる過去分詞、主語に性・数の一致をさせたりさせなかったりと若干複雑ですが、慣れてしまいましょう。

来週は「関係代名詞の用法 その2」ということで、冠詞の名詞的用法を関係代名詞と絡めながら見て行く予定です。

それでは、¡Hasta la próxima!

2010年1月21日木曜日

Lección 46 現在分詞の用法


現在分詞の用法



1 進行形を作る(第35課参照)
2 状態を表す
3 分詞構文を作る



状態を表す用法 〜しながら



Un borracho caminaba cantando muy fuerte por la calle. 酔っぱらいが通りを大声で歌いながら歩いていた。

Yo no puedo estudiar escuchando música.  私は音楽を聴きながら勉強できない。

Mi hijo regresó a casa teniendo mucha hambre. 息子はお腹を空かせて家に帰って来た。



3種類の分詞構文


現在分詞を用いることにより、単文の中に付帯状況も表現してしまう構文。

付帯状況の種類
時 →「cuando」などの時を表す接続詞を用いて複文に書き換えることができる
理由→「porqué」などの理由を表す接続詞を用いて複文に書き換えることができる
条件→「si」を用いて、複文に書き換えることができる



時 〜したとき


Paseando con un amigo , encontré una pastelería con muy buen aspecto. 友達と散歩をしているとき、とても良さそうなケーキ屋を見つけた。
Cuando estaba paseando con un amigo, encontré una pastelería con muy buen aspecto.

Bañándome, me dí cuenta de haber olvidado una cosa importante. お風呂に入ってるときに、重要なことを忘れていたことに気がついた。
Cuando estaba bañándome, me dí cuenta de haber olvidado una cosa importante.

darse cuenta de〜 〜に気がつく

Viendo un perro grande, mi hija se escondió a mi espalda. 大きな犬を見た途端、娘は私の陰に隠れた。
Cuando vió un perro grande, mi hija se escondió a mi espalda.



理由 〜なので


Teniendo más de 50 años, mis padres necesitan gafas para leer. 50歳を超えているので、両親は老眼鏡が必要だ。
Mis padres necesitan gafas para leer, ya qué tienen más de 50 años.

Siendo catalán, mi marido es totalmente bilingüe. カタルーニャ人なので、夫は完全にバイリンガルだ。
Mi marido es totalmente biling
üe, porqué es catalán.

Viviendo muy lejos de la ciudad, Claudio usa su coche para ir a cualquier sítio. 町からとても遠くに住んでいるので、クラウディオはどこに行くにも車を使う。
Claudio usa su coche para ir a cualquier sítio, porqué vive muy lejos de la ciudad.



条件 〜するなら

Siguiendo esta calle, llegarás a la estación de metro. この道をずっと行けば、地下鉄の駅に着きます。
Si sigues esta calle, llegarás a la estación de metro.

Comiendo tantos dulces, nunca vas a adelgazarte. そんなに甘いものを食べていたら、絶対やせられないよ。
Si comes tantos dulces, nunca vas a adelgazarte.

Viviendo con una familia española, aprenderás el idioma pronto. スペイン人の家族と一緒に住んだら、すぐに言葉を覚えるよ。
Si vives con una familia española, aprenderás el idioma pronto.


分詞構文では、現在分詞で表される動作の主語は、本動詞の主語と一緒です。


第46課は「現在分詞の用法」について見てきました。
現在分詞の進行形以外の用法、おわかりいただけたでしょうか?
たとえ、すべてを使いこなせなくても、一応、一通りは頭に入れておきましょう。

来週、第47課は「過去分詞の用法」についてまとめて行きたいと思います。

それでは、¡Hasta la próxima!

2010年1月14日木曜日

Lección 45 不定形容詞と不定代名詞


不定形容詞


algún, alguna, algunos, algunas(ある、いくらかの)
ningún, ninguna (ningunos, ningunas)(一つの…もない)

後に来る名詞と数と性の一致をさせます。



algún, alguna...


Algún día me gustaría ir al museo del Prado. いつかプラド美術館に行ってみたい。
(かわりにun díaを使うこともできます。)


¿Has perdido tu paraguas alguna vez? 今までに傘をなくしたことがある?

Algunos amigos ya están casados. 何人かの友達はもう結婚している。

¿Tienes algunas monedas? 小銭持ってる?




ningún, ninguna


No quiero subir al avión bajo ningún motivo. どんな理由でも飛行機には乗りたくない。

No me gusta ninguna camisa de esta tienda. この店のシャツはどれも好きじゃない。



不定代名詞


人:alguien=alguna persona(誰か)←→ nadie=ninguna persona(誰も…ない)
物:algo=alguna cosa(何か)←→ nada=ninguna cosa(何も…ない)
人または物:alguno=alguna personaまたはcosa(誰か、幾人か、どれか、いくつか)←→ ninguno=ninguna personaまたはcosa(誰も、一つも…ない)




alguienとnadie


¿Alguien puede venir conmigo? 誰か私と一緒に来てくれますか?

Nadie quiere ir con usted. 誰もあなたと一緒に行きたくありません。

¿Alguien me llamó? 誰か私に電話して来た?

Nadie. 誰も(電話して来なかった)。
Si, alguien te llamó, pero no dijo su nombre. うん、誰か君に電話して来たけれど、名前を言わなかったよ。



algoとnada


Quiero comer algo. 何か食べたいな。
No tenemos nada. 何もないよ。


¿Tienes algo que decir? 言いたいことがある?

Sí, tengo mucho que decir, pero no puedo expresarlo bien. うん、たくさんあるけど、うまく言い表せない。
No, no tengo nada que decir. いや、何もない。

¿Te ha ocurrido algo interesante hoy? 今日、何か面白いことが起こった?
No. Ha sido un día normal. いいや、平凡な1日だった。
No me ha pasado nada interesante. 面白いことなんて起こらなかったよ。



algunoとninguno


¿Alguno de estos platos lleva queso? これらの料理のどれかにチーズが入ってますか?
No, ninguno lleva queso. いいえ、どれにも入ってません。

¿Los japoneses saben hablar inglés? 日本人は英語を話せる?

Algunos lo hablan bien, pero la mayoría no sabe. 話せる人もいるけど、大多数は話せないよ。

¿Te gustan los cuadros de Picasso? ピカソの絵は好き?
No, no me gusta ninguno. ううん、どれも好きじゃない。



否定語の構文


否定語を使う文では、動詞の前に否定語を置く場合は「no」は必要ありませんが、
動詞の後に置く場合は必要です。(英語と違って二重否定とはなりません。)

Nadie me quiere. 誰も私のことを好きじゃない。
=No me quiere nadie.

Ninguna vez me ha tocado la lotería. 宝くじが当たったことがない。
=No me ha tocado la lotería ninguna vez.



遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
みなさん、元気に新年を迎えられたでしょうか…?

さて、2010年第1回目の配信は「不定形容詞と不定代名詞」を取り上げてみました。
基本的にはそんなに難しいことはないと思うのですが、否定語を使う文では英語と考え方が違うことだけ注意して下さい。

そして、お気づきかと思いますが、今回から「新しい単語」のリストを廃止しました。
というのも、正直なところ、もう、どの単語を使ったことがあるのかわからなくなってしまったのです。
なので、知らない単語が出て来たら、ご自身で調べて下さいますようお願いします。もっとも、例文には日本語訳をつけているので、それ程困られることはないかと思いますが…。

構想としては、「サラッとスペイン語♪ 2」は第60課で終了したいと思っています。
それまでに、文法事項は基本的なところはすべて押さえるつもりで、あと15課(4ヶ月間ぐらいですか…)頑張っていきますので、みなさん、どうぞよろしくお願いします。

なお、「2」の終了後どうするかについては、3つばかり考えていることがあります。
ただ、まだ先のことなので、方針がはっきり決まったら、また番組の中でお知らせして行きたいと思います。

それでは、¡Hasta la próxima!